2018年GWの旅、岡山を後にして向かったのは倉敷です。
車で30分余りの距離、岡山で食事後でしたので、ホテルにチェックインしたのは9時ぐらいになりました。
宿泊は「倉敷国際ホテル」です。行程上、もともと泊まるだけ宿ということで、「大原美術館」のすぐ裏側に位置し、翌朝行くのが近いという立地が決め手でした。車はありますが、美観地区は車進入禁止、かつ駐車場の確保が大変、ときいていたので、徒歩でまわるのに、駐車場を持つ便利なこのホテルを選んだ次第です。
エントランスは、夜で静かでした。倉敷の古いホテル、ロビーはたくさんのソファが並び、絵がそこかしこにかけられ、クラシックな雰囲気と歴史ある町並みに溶け込むような落ち着いた感じです。
客室は、クラシックツインです。
昭和な香りがするシティホテルといったところでしょうか(笑)。眺めは大原美術館裏・・・場所柄しょうがないですね。ソファが窓側ではなく、ベッドの向かい側の壁にあり、コンパクトなデスクやTVの配置など、やはり狭さで已む得ないかと思います。バスルームはオールインワンですが、ユニットバスでなく、シティホテルの仕様になっており、湯船も大き目です。
翌朝、吹き抜けの壁画がすごいです!1Fにおりて、レストランで朝食をいただきました。ビュッフェスタイル、地方のホテルのバラエティと和洋折衷ですね。まあ、素材や味など、こんなもんですか^^。
翌朝は車をホテルの駐車場に預けたままとして、市内美観地区を散策しました。
最初に向かったのは、もちろん「大原美術館」。主人と、倉敷に行ったら久々に見たい!・・・と第一目的です。
・・・と思ったら、写真がない!この遠目の外観だけです。もともと美術館ですから、中は撮影不可ですが、エントランスで写真もとらず、すぐに中に入ってしまったようです。久々に世界中のすばらしい名作の絵画にうっとりさせていただきました。我が家はクラシックな印象派などの西洋画が好きで、ピカソに代表される前衛的な現代画はあまり得意ではありません。なので、ミレーや、モネ、ピサロ、ラファエリ、セザンヌなど、なんども見入ってしまいました。歴史ある工芸品も別棟にあり、こちらもさくっと。午前中のシアワセでした。
美術館を楽しんだあと、美観地区内で、倉敷川のまわりの散策路をゆったりと歩き、蔵や古い町屋など、のどかな町並みを眺めました。でも、かなりの観光向けショップも増えて、昔着た時とはやっぱり違うなあと思いましたね(昔って20年以上前??(笑))。
「倉敷アイビースクエア」にも立ち寄りました。こちらもホテルです。中のツタのからまるレンガ造りの壁や建物が素敵で、たくさんの観光客が見に来ています。混雑するような感じではなかったので、ゆったりと歩けました。
ホテル内には、アイビー学館を利用したショップや昔の倉敷紡織の建物跡などがあり、こちらもいい雰囲気です。
最後に、大原美術館横にあるカフェ「エル・グレコ」に寄り、コーヒーをいただいて休憩しました。食器も内装もレトロです。ケーキがカステラってのがいいでしょ^^。
雨が降り、お天気には恵まれませんでしたが、小ぶりで散策はできる感じでした。
さて、倉敷を後にして、次のデスティネーションに向かいます。