Pockieのホテル宿フェチお気楽日記 II

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ホテル、宿にこだわる旅、まったりと邁進中。気ままにおいしいものや温泉も!

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カテゴリ:つば甚( 2 )

2018年冬 金沢加賀の旅は、夕食です。

金沢の料亭「つば甚」に行きました。1年前に初めていただき、主人が感激!この宿の予算をここに投入、リピとあいなりました。(そのため、ヒツコク、少々写真が多いことをご了解くださいませ。前回のブログはこちら

風格ある玄関をはいると、こちらが上がりの広間です。衝立の屏風も素晴らしいものです。お正月のしつらえが凛とします。さすが、加賀百万石の料亭でございます。。。

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予約次点でずいぶん相談して、好みやアレンジなどをお願いしたことが功を奏しました!
まずは、こちらです。「月の間」に案内されました。

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うわ~、HPで見ていた部屋で一番魅力的だったお部屋をアサインいただけたのです!伊藤博文、芥川龍之介、三島由紀夫などの文人問墨客を魅了したとされる、由緒ある客室です。当時は宿泊にも利用されていたこの料亭、今はお食事処としてのみ利用されています。

まず副室です。
独特の紅殻色の壁が独特の幽玄さを醸し出します。ここが本間でもよいほど、天井から書画、障子やふすまなどが素晴らしいです。

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本間は15畳程度でしょうか。天井、掛け軸、欄間等など、こちらも品格を感じます。机が半円なのがユニークです。大広間並みの広さなので、二人用にこぢんまりとセッティングしてくださったのだと思います。

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本間の奥に控えの間のようなスペースがあります。
一見無駄に見えるこのスペースもゆとりを感じさせます。

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そして、窓側の方には洋間の応接間です。明治時代の来客用応接間という感じですね。
到着時こちらでお茶をいただきました。梅と昆布の湯です。

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思わず、記念撮影をたくさん撮ってしまいました^^。

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前座が長くなりました。
本間でコースがスタートです。

まずは、前菜、先付とお酒です。
蒸しアワビ、ズイキ、つくしに胡麻和えは美しい繊細な九谷の器に入ってきました。
先付のナマコ、蛸、海老の旨煮、いくらのすだち釜、カズノコなどなど、お正月らしい素材やしつらえが供されました。

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お椀は、蒸し鯛の白みそ仕立てです。薄い大根と透けて見えるゆずがおめでたい感じです。お味噌が京料理にも通じるやさしい味です。昆布出汁より少しカツオを感じるかもしれません。蓋の朱、開けて蓋裏の鳳凰、食べ終えて黒塗りの金模様・・・もうため息物ですね。

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続いて向付です。
お刺身は品よく少しづつ。寒鰤、雲丹、カニなど。
新鮮でほどよく楽しめる量です。実は、主人はお刺身づくしのようなのが苦手で、少な目でアレンジしていただきました。

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ゆで蟹です。
橋立のずわいを少しばかり。カニみそとともに、日本酒が進みます。

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焼き物は、のど黒の塩焼きです。
海老芋に金沢人参など、金沢野菜と思われるものを添えています。
ほっくりとおいしい!三島文様のおさらに合いますね。

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煮物は、治部煮です。
治部煮はリクエストのあった場合のみいれるそうです。金沢では飽きちゃう人もいるでしょうし、鴨をつかった煮物は個性的ですからね。治部煮用の漆器は古いもの。前回も同じものだったと思います。

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〆のお食事は、かにと鮑の炊き込みご飯、という贅沢です。
赤だしのお味噌汁とお香の物とともに。香りと食感、出汁がしみていて、幸せなごはんでした。

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食後の水菓子とそのあとの和菓子です。よしはしの花びら餅でした。加賀棒茶、抹茶とともに。

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満足なお食事でした。器もお部屋も夢のような時間でしたよ。
最後に箸置きと手ぬぐいのお土産をいただきました。

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お食事終了・・・食後に、片町あたりに繰り出しました。夜のオーセンティックなバーに少しだけお酒を。

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はあ、堪能しました~。金沢の夜は更けました。
料亭のあと、ビジホに帰る私たち・・・(苦笑)

さて、次回は翌日の散策です。

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by Pockie_totoro | 2018-04-03 21:00 | つば甚 | Comments(0)
2016年金沢冬の旅、今回のお楽しみのひとつは、金沢老舗料亭「つば甚」さんでのランチです。
ここの予約をベースに前後に観光を組んだ、といっても過言ではありません。

にし茶屋街近くのこの料亭は、犀川沿い近くにあり、道路から入ると玄関回りがすでに独特の雰囲気です。
料亭のおもてなしに迎えられ、玄関を上がって奥のお部屋にご案内いただきました。旅館ではこういうのを経験していますが、実は私たち、料亭は初めてなんです。緊張します^^。玄関を上がると、かわいいぬいぐるみのカップルの飾りとクリスマスツリーを模したデコレーションがお茶目です。

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お部屋は、1F奥の「小春庵」です。なんでも芭蕉が句会を催した部屋とのこと。掛け軸も芭蕉ゆかりなのでしょうか。
角部屋で副室があり、縁側からの眺めがのどかな雰囲気です。ゆったりとした明るさがいいですね。昔はお宿もしていたそうですから、こちらで確かに泊まってみたいような雰囲気です。

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サービスを担当してくださった仲居さんは若いのですがとても細やかで、柔軟な対応してくださり、最後まで気持ちよく過ごすことができました。
まずは、先付からスタートです。美しい盛り合わせで、間もなくお正月ということで冬のしつらえが出てきました。手前の赤いおちょこは素晴らしい絵柄で味のある色味、ここに一口濁り酒をいただきました。実は主人の誕生日をお祝いしたいとお話ししてあったので、それで出していただけたようです。お箸もおちょこもうっすらと湿らせたところが心憎いです。くわい、てまり寿司、バイ貝、鮑と金時草のお浸しなど、素晴らしいスタートです。

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次はお楽しみの椀の物です。

まず器にびっくり!ふたの裏が、食べ終わった後の器の底が見事に繊細な金の船と波を描いた金沢塗のお椀です。
中身も、牡蠣やヒラタケ、大根の薄切りなどを使って上品でありながらうまみも感じる出汁の味を出しています。


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そして、焼き物はのど黒だったかな?お刺身も上質なものを少し添えていただきました。すだちを挟んだ氷見のブリがすばらしかったです。くどすぎずいい甘味を感じ、挟んだ巣立ちの薄切りがよい組み合わせでした。


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加賀料理といえば、治部煮。こちらも出していただきました。
器はかなり古そうな塗です。治部煮用の椀だそうです。静かな光沢が渋いよさを出しています。


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香箱蟹とズワイガニがでてきました。香箱はなんと昆布で作った船に盛られています。ずわいは酢出汁のジュレがかかったもので、味わいも買えていました。品よく少しずつ、季節のカニを二種類いただくことができました。


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最後の一品・・・うわ~、忘れてしまいました。器は覚えているんですけど。ぬた和えのようなものだったと思います。


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〆のお食事は、クルミの炊き込みご飯という珍しいものです。これがとてもおいしかったのです。赤だしのお味噌汁とともに。奈良漬けが添えられているのがいい塩梅でした。


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そのあとに和菓子と抹茶、そのあとに水菓子と出していただきました。和菓子がとてもおいしかったのでどちらのか聞いたところ、東茶屋街にある「吉はし」というところのものだとのことでした。とても口どけの良いねり和菓子で、また食べたいと思わせました。ほうじ茶のプリンもとてもおいしかったですよ。旅館だと到着に和菓子をいただくことが多いので、夕食のコースに出ることはまずありません。こういうのが料亭のもてなしのひとつなんだと思いました。

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大満足のランチでした。おいしい日本酒もいただいてしまったので、ここでかなりくつろいじゃいましたね。
今回のランチは、お店の方と相談し、主人の好みなどお話して、通常のランチ料金より上のコースを組んでいただきました。一見さんの我々に、電話やメールの相談で丁寧に対応していただいたことに、とても感謝しました。すばらしい料亭です。ぜひまた伺いたいと思いました。

さて、次は夕食の紹介です。

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by Pockie_totoro | 2017-01-29 21:30 | つば甚 | Comments(2)