2017夏休みの旅 温泉宿(13)- 御宿かわせみ お風呂&食事編
部屋には温泉がないので、大浴場でお風呂はゆっくりします。
温泉というと露天風呂がやはり好きですが、この宿で好きなのは低温サウナの白いかまくらのなかです。テレビが中にあり、みながらじんわり汗を流します。50-60度ぐらいなので、30分ぐらいは十分いられますよ。難点は、内部が狭いので、どなたかとバッティングすると、ちょっと居づらいことですね。
湯上りサロンは、ヨーロピアン家具。ここでドリングをいただいてくつろぐのですが、ここも実は滞在時間が短く・・・というのはお風呂でゆっくりしすぎるので、結局食事時間が近づいて早く戻ったり、部屋でゆっくりする方がよかったり・・・。個々のライブラリーの雑誌を部屋に持っていって、部屋で読んだりしますね。
そこかしこにある、ガラスや置物、オブジェや花など、くつろぎのスペースは安心の宿ならではです。フロントには、人がいなくて、こうやって呼び鈴をさり気なく置いてあっても、インテリアの一部に溶け込んでいるのです。
お風呂上がりのビール・・・今回は初めて、ロビーでいただいてみました。
夏の暑い時期、やっぱりいいですね。お庭の池を眺めながらぐびっと一杯・・・、しあわせです♪
さて、お楽しみのお夕食の時間です。
本日のメニューはこちら。夏のお献立です。
日本酒を2種類いただきました。
ひとつは3種類の飲み比べにからすみ添え。もうひとつは純米の冷やです。お酒の出され方やおちょこなども目にもたのしい演出で、しっかり氷で冷やしていただけます。
箸染めは、万願寺唐辛子の焼浸しです。
いきなりやられます。万願寺の香りが焼くとこんなに芳香になるものかと!キスがそれられます。食欲がそそられ、次の料理への期待も膨らみます。
先付けは、もろこしプッラータすり流しです。
トウモロコシの甘味に、出汁のジュレやキャビアでアクセントになっています。
鱧くず打ち椀
やっぱりこの季節はハモ!葛打ちでのやさしいベールにつつんだはもは香りを閉じ込め、やわらかく、お出汁で椀を堪能します。椀をあけたときの、蓋裏のデザインも楽しいです。かわせみが飛んでますかね^^。
花火の想い出盛り合わせ
八寸は美しい花火を演出した盛り合わせです。
屋形船に、花火大会のような華やかな打ち上げ花火がお盆にたくさん!そして、食べ終わると、器にも花火があるんですよ。本当に楽しいです!
おつくりは、本鮪のたたきと鮑の水貝。鮑の水貝は以前他で食べて気に入っていたので、リクエストしていれていただきました。
利尻黄金雲丹・・・今月のスペシャリテです。まさに「夏の贅沢」ですね。
水ナスとの相性がいいので、毎年8月には使われる素材です。以前はもっと派手だったのですが、だいぶんまとまった感じに仕上がるようになりました。もちろん贅沢素材を堪能させるもてなしは変わりませんが、少し背伸びが丸くなってきましたでしょうかね。しひていえば、好みですが、ホタテはなくてもよいかなと。
シャーベットの口直しです。
仙台牛フィレ陶釜焼
やわらかいお肉を、陶器で熱してあつあつに仕上げてきます。たれと野菜をまとわせながら香りとともに食べさせてくれます。
しめは、鮎ごはんと赤だし味噌汁、香の物です。
焼いた鮎の香ばしい香りがいいですよ。
水菓子と甘味に、桃とババロアです。
桃がもう少し甘いといいのですが・・・こちらは、以前もそうでしたが、果物が少し残念なことがよくあります。
夜の布団を敷いていただき、お夜食のおにぎりもパクリ!
お米が甘いのです。冷えてもおいしいごはんはさすがです。
翌朝のお風呂にはいり、ラウンジでドリンクをいただきます。
お水を選択して、朝起き抜けいっぱいいただきます。
私は「秘境の涌水」というのをいただきました。
引き続いて、朝食です。
しけらないように炭で炙る箱にはいったのり、朴葉味噌でやいた魚介類と野菜、和風ドレッシングでいただくサラダ、卵焼き、豆乳ドリングなど、定番が並びます。以前はもっとすごいラインナップでしたが、ここ数年はかなりシンプルになりました。ほっとするあさごはんです。
以上、御宿かわせみまで、夏休みの旅の紹介でした。
海外リゾート&国内温泉宿でしめる旅は、最近味をしめていますが、しいていえば、もう少し空港から近いところがいいなと主人と話しています。いい場所開拓せねば!
次回は最後に、おまけです。