2017年京都春の旅(2) - グルメ編その1 天ぷら割烹 なかじん
夕食は、「天ぷら割烹 なかじん」に行きました。前回ランチで伺ってよかったのですが、帰りのフライトで時間ぎりぎりばたばた。今度はゆっくり夕食でおじゃましよう、ということになりました。
こちらは、ご主人がすべて仕切っていらっしゃるため、カウンターのみですが、夕食は二組しかご予約をとられません。きっちりと仕事をされているんですね。
実は昼間の移動で食べてきたので、ちょっと「おいしいもの戦闘体制」としては今一つでしたが、食いしん坊にはそんなことは通用しません(笑)。まずはシャンパン!麗しいグラスと泡を前に、これから出てくるお食事に気持ちも高まります。
天ぷら屋さんですが、お寿司もだしてくださいます。よいネタがはいると、前菜のつまみに出すそうです。今回は赤貝とさよりだったかな。おいしい!寿司好きにはたまらない、いいスタートです。
さて、前菜はきれいな仕様・・・でも工夫すれば自分でもできるようなちょっと身近でもある品々を含めて出してくださいます。湯葉としその明太子巻きはやってみたいですね。桜のあしらいが春を目でも楽しませてくださいます。
つづいてお椀。たねはハマグリをつかったものだったかな?失念^^。山椒と出汁の香りがたちます。ここあたりから日本酒ですね。飛騨の「久寿玉」はすっきりです。
そして、本番の天ぷらが登場します。たけのこの木の芽みそ、かき揚のおろし添え、白魚の梅塩、ホタルイカ天など、あしらいや珍しいあげ方などで楽しませてくださいます。
そして、こちらの名物麦切です。そのまま、塩をつけて、つゆと・・・と3回楽しめます。ご主人はもともと蕎麦を売っていたそうですが、蕎麦アレルギーになり、麦切りに変えたそうです。でもこちらもちょっとアレルギーがあやしくなってきたそうで、今後どうするか考えていらっしゃるようです。
〆の食事は天茶にしました。ご主人が真剣に仕上げてくださっていますよ。
最後はデザートとコーヒーで〆ました。デザートは選べるのですが、かなりおなかいっぱいで、シャーベットにしました。コーヒーも一杯ずつきっちり立ててくださるので香り高いです。
その前に忙しい日程を組んでしまっていたので、おいしいお酒に酔い、今宵ははすっかり疲れてしまいました。食後はどこかバーにでも繰り出そうかと思いましたが、ちょっと横に・・・と思ってホテルで寝てしまい、目が覚めたら12時近く^^。断念しちゃいました。
次回はもう1件、翌日のランチです。