奥伊香保 旅邸 諧暢楼(1) - 到着&客室編
ちょうどネットで空きがあったので、一度トライしてみたいと思っていた宿をぽちっとしていました。
奥伊香保旅邸「諧暢楼」です。
「福一」の別邸としてできたこの旅館、とにかく超豪華・・・というイメージで、とても手の出る宿ではないと思っていたので、ずっとスルーしていました。一番下の部屋でちょうど空きがあり、なんとか手の出る料金だったのでぽちってみた次第です。(といっても十分高級旅館ですが 汗)
前座はさておき、宿の紹介です。
お宿は「福一」のエントランスで、石段のある側と反対で車につけます。の同じですが・・・んん??
この見えないサイドの入り口前からスタッフがでてきて、お出迎えです。車をさっと降りると、荷物を出してエスコートし、この隠れ家(というか裏口?)のようなエントランスからはいります。
基本的に、到着時間、車の車種や色、番号などをお知らせしておくスタイルです。もちろん、バレーパーキングサービスです。
うわー、いきなり超VIPなお出迎えですね。
お忍びの有名人がお使いになるのがわかります。。。
レイアウトはこちらです。
中に入ると、すぐにエレベーターにのり、1Fに行きます。
和のお宿なので、意外に廊下は奇をてらわずしっとりとしてます。土壁風の壁と木の柱で、光も暗すぎずやさしい感じです。
2Fの一番奥のお部屋、部屋番号や部屋名がありませんね。
ちょっと見えづらいですが、この玄関先のフロアランプの上にさいころのような穴があいています。ここは「五号室」。穴が5つ見えますか?
部屋番号も見せないお忍びなんですよ。どこの部屋かは、廊下の位置で覚えておかないと迷いますね(笑)。
お部屋にはいると、玄関の小上がりでフローリングスペースがあり、その奥が本間になっています。
12.5畳一間と3畳ほどの縁側、お庭に露天風呂がついています。一間しかないのに、ゆったりとした空間を感じます。
浴衣や作務衣などがセットされています。右上にみえる小さなバッグは、宿内で移動するときに使えます。持ち帰りもOKです。
タオルもきれいにセッティングされています。
夜のお布団を引いた状態です。
夜の寝巻用浴衣にお水がセットされます。
玄関小上がりの左右にミニバーや水屋のスペースがあります。
ミニバーは雰囲気あって、高級ホテルのようです。グラスやカトラリーなどもセンスのいいものが置かれていますね。
冷蔵庫の飲み物はすべて料金に含まれています(いわゆる無料^^。冷蔵庫内の写真を撮り忘れました)。ソフトドリンク数種類にビールもはいっています。ミニバーのウイスキーなどは有料です。
玄関左側は水回りです。
露天風呂があるので、内風呂はなく、シャワーブースになっています。
ベイシンはちょっと浅くて水跳ねしますね。モダン和の宿によくあるタイプで。
トイレは個室、全自動のウオッシュレットは最近の高級宿のお約束になっていますね。トイレットペーパーが木の台の下にあって、実はこれがちょっと取りづらいのが玉に瑕かな。
アメニティはさすがです。バスソープ類はタイ高級ブランドのタン(知らない人多いかも)、化粧品は「ミキモト」ものです。お持ち帰りを意識して、そのまま携帯用パックにはいっています。
その他のアメニティは、この化粧ポーチにはいっていて、男女別の内容です。こちらもお持ち帰り用ですね。まるで飛行機のファーストクラスのパッケージのようです。
そしてお庭の露天風呂です。「銀の湯」がかけ流しです。
これは広々はいりやすい!大人二人ではいることができます。
お庭を眺めてゆったりと。。。湯温はセントラルコントロールで、宿側が適温に設定してくれています。湯温の上下調整を依頼すると、宿側が部屋に入らず0.5度単位で調整してくれるらしく、すごいですね。もともと伊香保温泉は鉱泉の低い温度なので、加温が基本。だからかけ流しでこういうことができるんですね。チェックイン以外、お部屋にはいったら、なるべく宿は中にお邪魔しない、というホテルスタイルなのです。物を持ってきてもらっても、受け渡しボックスか玄関先で受け渡し、許可いただいたときのみ中に入るんです。
洗い場はいちおうありますが、あまり使わなかったですね。冬は洗い場はつかえないそうです。
紅葉も眺めながらの湯あみ、夜のライトアップも風情があり、とてもくつろいだ時間を過ごせました。目隠しもなく、の広い庭&露天風呂は他になかなかない贅沢さですね。
実は上から簾が下りてくるようになっており、目隠ししたい方は可能です。
さて、次は「福一」のお風呂にも入りに行った紹介です。