2015夏休みの旅(20) - ふきや お食事編
夕食、朝食ともお部屋で供されました。
夕食のメニューです。
7月ということで夏らしいメニューが並びます。
和懐石ですので、やはり日本酒です。
器が選べます。
前菜&八寸が華やかです。
胡麻豆腐に始まって、八寸がきれいですね。
ガラスの器、冬瓜、つるんとした食感のものがいろいろ出ます。
椀の物は、万願寺を使った真薯に、なす、冬瓜、梅の香りですね。
お造りはアラ、トロ、赤いかです。
ズイキすがすがしい・・・トロがちょっと重かったかな。
鱧ずしが二貫も添えられています。梅の香りがほんのり、さわやかです。でもおなかがいっぱいになる~という前半戦です、ハイ。
煮物はウリの餡かけです。ウナギと湯葉が鋳込んでありますね。
鮑のしゃぶしゃぶは、出汁にくぐらせて柔らかく香りも楽しめます。ちょっともみじおろしとポン酢が強すぎたくらいです。
揚げ物は、マツタケのフライに鱸(すずき)の米粉揚げ・・・タルタルソースはちょっと強すぎ。揚げ物になってしまい、せっかくの松茸の香りがちょっと残念な一品でした^^。
酢の物は、冷牛しゃぶに野菜としそのジュレ掛けです。さわやかな一品ですが、最後のほうに牛肉はん~。
食事は、とろろごはんに赤だし、香の物盛り合わせです。
水菓子は、桃のコンポートとスープです。これはおいしかったですよ。
翌朝です。
ロビーラウンジでコーヒーがいただけます。キッスチョコが懐かしい雰囲気ですね。
朝食も、和食をお部屋で。
佃煮やかまぼこ、自家製豆腐、刺身、サラダ、煮物、干物など、この手の旅館としては普通のラインナップでしたね。いろいろ種類は多いのですが、ちょっと個性に欠けていたかなと。
以上、食事の紹介でした。
さて総括を。
全体として、心遣いの細やかな宿なのですが、意外と個性がしみわたってこないのです。まあ、実は・・・最後まで口をつぐんでいましたが、担当の仲居さんに閉口するほどがっかりさせられて。声が大きいし、何度も出はいりするし(しかもタイミングが・・・)、うっかり忘れたりしてばたばたするし。海外旅行終わって和のくつろぎを求めていた私たちにとっては、かなり残念なパターンでした。
貸切風呂はユニークで景色もよいし、タオル&アメニティたっぷり、清潔感もあり、食事もまずまず・・・何が足りないんだろう?わかりやすいのが、お気に入り宿のお値段との比較ですね。この金額だしたら、●●に行ける・・・と思った瞬間、その宿は私たちの中で「負け」になってしまっているのですよね。●●はイマイチだけど、xxはすっごくいいよね、を感じさせてくれるお宿のほうが印象に残り、また来ようかとなったりするわけです。
お宿には申し訳ないけど、私たちのツボにはまらない&残念なサービスのお方でマイナスが増えてしまった滞在でした。