順番が逆になりましたが、真鶴の「ラ・シェネガ」に泊まる夜、お食事は小田原の「円相」に出かけました。こちらにはm、もうずいぶんお世話になりますね。2月のお食事は初めていただきました。懐石はやはり季節感が大切、季節によって違った素材も楽しみです。
こちらは、その時におまかせで料理が出されるので、お品書きがないのです。そのため、後からブログを書くときどうしてもあいまいになってしまい・・・ご容赦くださいませ。
この夜は私たち二人だけでした。おお、貸切!すばらしい。
ご主人と奥様二人で全部されているので、昼夜両方はいる場合は、満席を取らないそうです。
すっきりとした白木のカウンターと落ち着いた土壁の内装。。。
先付は、しらすと菜の花のお浸しです。伊豆の純米吟醸「身上起(しんじょうおこし)」でスタートです。瓶を海水につけているというめずらしいもの。
続いて椀の物は、蛤の真薯とシイタケをつかったもので、貝の出汁が旨みを出していました。
お造りは、マグロ以外に、カマスやイカなどが出されました。少しづつ美味しいものを。山菜のぜんまいなどが添えられます。
八寸です。
二人分を1つの器に盛り付けられます。ホタルイカ、タケノコ、サバ寿司、車エビ、干し柿などが、ひとつずつ丁寧に作られています。このお魚はなんだったか失念^^。
焼魚はマスの西京漬け、シイタケの真薯詰めが添えられ、蓼酢でいただきます。
日本酒が進みます。いろいろ見せていただきながら選ぶのは楽しいですね。いやいや、次はどれをとったかもうわからず(笑)
煮物は、すっきりと大根と蕗の鴨団子のお浸しです。いやあ、すっきりとした出汁です。見た目は地味ですが、こういうのを出すのは自信がある証拠です。ちょっと修善寺の旅館「あさば」の料理を彷彿させました。
揚げ物は、山菜とあなごの揚げびたしです。かなりおなかは一杯になってきましたね。
そしてここで・・・・。
ごはんがなんと卵丼!この九条ネギ、グリーンピースとのマッチ、たまごがとろりからんでそれは絶品でした。山椒を振りかけていただきます。赤だしと香の物を添えて。幸せごはんです!この卵の感じ、どうしても自分ではできないのです。(カツ丼でもうまくいかない(><))
水菓子は、水羊羹とイチゴとヨーグルトのムース!このムースがとてもいいのです。最後にちょっと洋風なデザートできれいにまとまりました。
とても満足な料理、中田さん、本日もありがとうございました。
真鶴のラシェネガに戻ります。