2016年金沢冬の旅(6) - 山代温泉 あらや滔々庵 客室編
こちらのお宿、以前より泊まりたくて、ようやくかないました。金沢の食と観光を堪能した後の訪問です。
加賀温泉駅から送迎車で送っていただきました。
お宿は、総湯の目の前という、山代温泉の一等地です。自家源泉を持っており、老舗ゆえんです。
玄関先が大仰でなく、しっとりしたのれんと石畳がいいですね。老舗旅館らしさを感じます。ロビーも落ち着いたたたずまいです。
エレベータでお部屋に案内されました。3Fの「兼六」というお部屋です。
客室は露天風呂付き、二間続きの和室です。
本間は10畳ほど、縁側がないので、椅子が畳に直接置かれています。床の間は掛け軸などなく、シンプルなしつらえです。ミニバーとなる水屋にはグラスやワインも置かれています。窓からの眺めは裏山の木々で、温泉街真ん中の宿は、やはり眺めは期待できません。
副室にベッドが二つ、こちらが寝室となります。以前は布団を敷いていたのでしょうね。近頃のトレンドとしてベッドが支持されているので、入れたのだろうと思います。
浴衣はしっかりした生地ですが、ちょっと大き目でしたね。冷蔵庫はたっぷりと最初からドリンクがたくさんはいっています。有料です。タオルはお部屋にありますが、大浴場に持備え付けられていますので、こちらは部屋露天用ですね。
水回りは、こちらが洗面所、そして扉を開けると洗い場と露天風呂・・・というレイアウトです。内風呂はなく、この露天浴槽のみです。冬場はここで洗ったりするのはちょっと寒いですね。また、眺めのない部屋なので、露天というより、半露天ですね。露天の向こう側にデザイナーズチェアがあり、こちらでくつろぐのもよさげ・・・でもやっぱり良い季節でないとちょっと辛いですね。
では、次回はお風呂の紹介です。