ホテル椿山荘東京(1) -客室編
まずはお部屋の紹介からです。
客室はスーペリアダブルの標準タイプです。ガーデンビューにアップグレードしていただきました。所用でチェックインは夜です。ヨーロピアン調と着物のような和の柄のミックスが、意外に調和しているのですよね。窓側のソファにオットマンもあり快適です。
こんな角度で、TVやデスクもご覧ください。以前とあまり変わっていないのですが、リノベーションをしているので、家具類がきれいになっています。
ベッドサイドのライトは、近頃モダンタイプが多いのですが、ここのは陶器のもので、温かみを感じます。枕まわりのライティングがやわらかですね。
ミニバーです。昔、食器は急須とお茶椀でしたが、椿山荘になって、しっかりインターナショナルにコーヒーカップに変わっています。コーヒーも、パックですがドリップ式がはいっています。ポットが保温式がうれしいです。最近はその場で沸かすタイプが多く、結構面倒だし、時間がたつと覚めて沸かし直しなので、このタイプのホテルが本当に少なくなっています。ターンダウンで、氷が必ず入っているのもいいですね。
お風呂は、デザインは開業当初から変わっていませんが、大きなバスタブにセパレートシャワーブースが1990年代からデザインしたのはすばらしいと思います。極端な話、客室よりバスルームを重要視したのでは、と思うほどのデザインです。バスローブにふかふかのタオル、ロクシタンのアメニティ、ベイシン横のTV、個室のトイレ、とこのバスルームにあこがれてホテルが好きになった方も多いと思いますね。ややクラシック感もありますが、今でもエレガントで使いやすいデザインは褪せていないと思いますよ。
おまけ。
このホテルで感動したひとつが、コンプリメンタリーのシューシャインです。夜出しておくと、靴を磨いて、こんなすてきなラッピングをしてドアノブにかけて戻してくださいます。フォーシーズンズクラスのサービスだと思いますが、椿山荘になってからも引き継がれました。心がこもっていてうれしいです。